初めてとは、催した本人そして観る側の私、全てがそうである。
コンセプトが素晴らしいと思った。
これは父としてではなく、画家として感じたことである。
ジャンルは全く違うが、表現者として謙虚に物事を進めていく姿、そして自身を見つめ昇華し、高次の世界にアクセスする行為はアーティストであると感じた。
大人の男として逞しくも感じられ、喜びも生まれた。
「未来は未知である」ことは十分わかっているし理解もしているが、時を重ねると揺らぐ時が多くなる。
特に私の年齢になるとそうだ。
そういった意味でも、刺激を受けたし勇気も貰えた個展であった。