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執筆者の写真naoki koyano

箔の講座を終えて

更新日:2020年5月6日


初めて「箔の講座」をアトリエで催し、教室の生徒さんを始め、多くの方がご参加下さいました。

私自身、非常に学ぶことが多くありました。

今まで自分の表現のためだけに時間を費やした技術や研究が、人のためになる事に改めて気づかされ、大きな喜びと感動をいただく事が出来ました。

ご参加くださった方には、この場を借りて感謝申し上げます。

F4号のパネルに、箔をご自分であかし、純銀箔を押しました。

そして、砂子を蒔き、截金の技法を体験しました。

[ 截金技法 ]・・・箔盤の上で竹刀を使い、野毛・短冊を作り、蒔きました。

ご参加下さった皆さんの作品と制作風景です。

(3人の方の作品のみとなってしまいましたが、優劣ではありません。)




私が想像していた以上の事を、皆さんがこなしていくので、驚きと喜びが生まれました。

参加くださった方のご感想を、抜粋しました。

☆ ご指導のおかけで、何とか一人で箔を扱えるようになりました。嬉しくて講座で自分がおした箔のパネルを眺めながら、憧れの箔がほんの少し身近になったことに喜びを感じています。


☆ 今まで何度か箔押しを教わっておりますが、今までで一番よくわかり、自分の出来ない理由がわかりました。箔押し、とっても好きになりました。 ☆ 思い切って参加して、とても良かったし勉強になり、これからやって見たいと思うようになりました。

☆ 大人数のお教室では、なかなか教われない細かい技法ですね。パネルだけでも、飾れるような気がいたします。

☆ 金銀なら雲母でもいいかもと思っていましたが、自分で箔押しをして、絵を描いてみたいと思うようになりました。箔の繊細な薄さと光はとても魅力があります。

☆ 他先生方の素晴らしい箔押し方法を見せて頂いても、自分で全く出来ない事が多く、目からウロコがポロポロと落ち、よく今までやっていたなと思うくらいです。 ☆ 自分にはまず無理だろうと思っていた箔押しですが、他では得難い貴重な体験となりました。忘れないうちに身に付けたいと思います。

☆ 箔への漠然とした憧れが、実際に体験できたことで、自分にも出来ると思えました。

沢山のご感想を賜り、感謝しております。誠に有難うございました。 参加した皆様の表現の幅が増えることを願っております。

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