先日の個展の折には、遠方にも関わらず沢山の方々にご高覧いただき、感謝申し上げます。
個展の前後に、素敵なレゼントが届きました。
短歌を送ってくださいました。
「川越や街行く人の多いさに止まりて我はめまいを覚ゆ」
「秋の日や小谷野画伯の手技さえて真紅の薔薇は匂たちたり」
「大輪の薔薇は語りしキャンバスにその尊厳をそのいつくしみ」
「車窓より茶畑見ゆる狭山まち夕陽かたぶき照らす街並」
そして別の方からも俳句が…。
「薔薇の香に溺れてみたくて目を瞑る」
初めて経験しました。
温かみを持って心に響き、その方の感性に触れた皮膚感覚が実感として残るような、
有り難さと喜びが込み上げて来ました。
誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
「薔薇」のシリーズは、自分の感覚的なものをより大切に考え、客観的に自分自身とも
作品とも向き合い、心に響いたことを集めて楽しんで制作しました。
今後もこのスタンスで、小さな喜びや奇蹟を大切にして行こうと思います。