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執筆者の写真naoki koyano

歯痛のおかげ

更新日:2020年5月8日







10月末に急な歯痛のおかげで、芸大美術館で開催していた「素心伝心展・クローン展」に行くことができました。

雨が降っていたので、歯医者に電車で行くのが面倒になり、車で行ったのが結果的に良かった!診療が終わったのが午後2時過ぎだったので、思い立って上野の芸大美術館に向かった。会場を入ると法隆寺金堂の本尊 「釈迦三尊像」飛鳥彫刻の代表作でアーモンド型の目が特徴的、それと金堂壁画、芸大の第三研究室の先輩が修了制作で模写をしていたことを思い出しました。

現在の最先端テクノロジー、超一流の専門的技術者(伝統的なアナログ技術)が携わり、同素材、同質感、技法、精神性、芸術のDNAに至るまで再現としてあります。

それにインスタレーション的な、法隆寺の僧侶のお経までスピーカーから流れ、釈迦三尊像の埃は法隆寺の像のものを使用しているそうで、歯痛を忘れ流れている制作途中のビデオなども、興味深く拝見しました。写真は、日本と中国の敦煌ですが、他に北朝鮮、ミャンマー、アフガニスタンがありました。

会場の展示してある写真や資料以外は写真が撮れる!

「芸術品」or「レプリカ」 Which do you think it was ?

従来はオリジナルを所有すること、価値の独占に重きが置かれてきましたが、これからは「共有」することに文化が移行して行くような…。

新しい時代を感じました。

得応軒、金海堂、喜屋、愛玉子、町人、桃林堂などなど、懐かしく感じられる響きです。

雨の上野もいい感じでした。

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